福業物語 第三話 2019/5/31(金)
第三話 〜人生初の飲食店業務〜
今日は…
先日働かせてもらった醸造所のお店(バル)で働かせてもらった。
終業後に自宅で着替えてからお店に行き、主に洗い物をして飲食店の仕事を初体験した。
業務後は賄い食と賄いビールをいただき、ラストオーダーまでお店の方やお客さんと話してから帰宅した。
家族へのお持ち帰りピザまでいただけて、感謝、感謝。
お店の業務は…
この日、開店から22:00まで予約の団体客が多かったこともあり、約40席が常時満席状態でシェフ一人、ホールスタッフ一人で回していることに驚いた。
メニューはドリンクだけでも、クラフトビール8種類、ワイン、シャンパン、焼酎、ブランデー、ソフトドリンクだけでなく、
フードもおつまみ、サラダ、一品料理、メインディッシュが数種類あり、
業務はオーダー、調理、配膳、片付け、食器洗い、お会計を並行処理していく必要がある。
私の業務は…
基本的には食器洗いをし、減った食器を補充し続けていた。後、テーブルの片付け。
こちらのお店で役に立つためには、オーダー、配膳が出来ないといけないと感じた。
お客は…
みんなお店のファンだった。初めて来た人もお店の雰囲気やクラフトビールに引かれた様子で店員にお店についての質問が多かったように感じる。
やはり、居心地の良い場所、友人と気兼ねなく過ごせる場所、一人でもカフェのように落ち着ける場所を作ることが店舗運営で大切だ。
特に、こちらのお店は店長の活動範囲、社会性が今のお客(ファン)を獲得していることが分かる。
お店の特徴は…
クラフトビールを軸とした、地域貢献活動によってファンを獲得している。
地元の農家、スポーツ団体、名所などとコラボ(プロジェクト化)してクラフトビールを作っている。
プロジェクトは、その企画のための関係者と、期限のある仕事で必ず終わりがある。プロジェクト後の仕事は約束されていないが、人脈と実績(目標の達成未達成関係なし)が財産になる。
この財産を積み重ねているのがこのお店で開店3年目で培った人脈がファン獲得に繋がっていることがよく分かる。
自分のお店(ブルワリーパブ)は…
ビール醸造を軸にした、お客への付加価値のある場所を提供すること。
ビール作りを通したコミュニティを作っていく。原材料の栽培からビールを提供するところまでをたくさんの人と力を合わせて作っていきたい。
お店の運営は、技術が必要なものは簡素化したい。
例えば…
オーダーは、タブレットのタッチパネルで済ませる。また、選択する時間を短縮するためにフードは(調理に手間がかからない)5品程度にする。また持ち込み可にする。
調理は、包丁や複雑な味付けが無いものにする。できればトッピングして温めて終わるもの。
食器洗いは、食器のサイズを揃えて、食洗機に効率的にたくさん洗えるようにする。
配膳、片付けもできるだけセルフサービスにする。配膳口、返却口にて。
予約の受付は、ネットのみ。
会計はキャッシュレスのみ。
などなど。
代わりに、お店の付加価値として…
情報提供(オンライン、オフライン)、コミュニティの情勢(人、団体、仕事のマッチング)、時間(モーニング、ランチ、ディナー)に適した場所の提供をする。
ただ、今はまだ具体的プランがないので情報収拾を頑張ろう。
第三話 完
【過去話】
福業物語 第一話 2019/5/25(土) - Rugbeeerの日記 / https://rugbeeer.hatenablog.com/entry/2019/05/25/180641
福業物語 第ニ話 2019/5/28(火) - Rugbeeerの日記 / https://rugbeeer.hatenablog.com/entry/2019/05/28/231729